全国で発生する焼却灰は、これまでその多くが埋立処分されていました。しかしながら、焼却灰にはダイオキシンをはじめとする有害物質が含まれていること、再利用可能な金や銀をはじめとする有価金属も処分されてしまうこと、埋立処分場の確保が難しくなってきていることなどの問題を抱えています。 国内最大級の溶融固化処理能力これらを背景に、当社は1995年に民間企業として初めて一般廃棄物焼却灰の溶融固化無害化・リサイクル事業を開始し、2002年には産業廃棄物の処理も開始しました。 溶融固化システムの特長1. 専用炉による溶融複数の処理炉を稼働させ、24時間処理を行っておりますので、お客様に安心して処理計画を立てていただくことができます。 2. 高温処理による有害物の無害化、安定化溶融固化処理は旧厚生省指定(厚告194号)の特別管理廃棄物であるばいじんの処理方法のひとつであり、高温下での溶融はダイオキシンの無害化を完全に行うことができます。 3. 高効率の減容化、軽量化容積は35%に、重量は60%まで減少します。 4. 資源リサイクル様々な性状の焼却灰を調整し均一に溶融した後、緩やかに冷却することにより、安定した性状のエコスラグ(登録商標名 エコラロック)を製造しています。エコラロックは路盤材や敷均し材などの土木資材として、高い評価を受けています。また焼却灰に含まれる金や銀などの有価金属は、メタルとして回収し、再資源化されています。 対象廃棄物当社が処理できる対象廃棄物は以下の通りです。
廃棄物の溶融固化処理能力
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